I am Sam

I am Sam [DVD]

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見ながら娘の将来を考えるなら親戚なりなんなりに預けたほうが良いんだろうなぁと思っていた。どうしても一緒に過ごしたいならばこの弁護士の女と結婚すれば良いんじゃね?とも思ってた。まぁそんなオチだったわけだけども。

何もできないけれど愛することだけはできる、という男は見ていて格好良いなと思った。理屈に縛られるのではなく、自分に嘘をつくこともなく、ただひたすらに一生懸命だった。それって悪く言えばワガママなんだけどね。格好良かった。

弁護士の女の人が終盤で泣いたように、自分だけが辛いのだと思ってはいけない。確かに現時点だけを見れば優劣を付けることができてしまうのかもしれないし、人ってのは不幸自慢をしたがるからね、くだらない言い合いで終わってしまうことも多々ある。だけど確かにみんな辛いのには変わりないわけで、弱音をこぼすことがあってもいいからしっかりしないといけないね。誰かの愚痴を聞くときは受け入れてあげる度量が必要だし、相手がどういう気持ちになるか、またはどういう気持ちであるかも察してあげようとすることが大事だよね。悪いことをしたら素直に謝らないとね。

きれいごとを言ってるわけじゃないけど、そういう心構えを持つことくらいはできるはずだ。

話がすげーずれた気がするけど、要するにこの映画は星ふったっつっでっすっ!!